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テーマは「奈良県の伝統工芸・文化を伝える」 今、生徒さんたちは企画段階です。 -------------------- 特定非営利活動法人 Layer Boxでアップロードしているサイト「あをによしTV」。 奈良の文化資産の中でも、とりわけ無形、伝承の文化を、または伝統継承者や職人さんの匠の技に注目して、インタビューを中心に、紹介映像をアップロードしています。 昨年末より、KCNのタウンチャンネルさんにて、奈良県全域で10分の映像を流せるサービスを知り、会員登録をしました。 ゆくゆくはこの映像が、ビジネスマッチングのポートフォリオとしても利活用できればという夢があります。 これら映像コンテンツをNPO法人 Layer Boxだけで作っていくのは限りがありますし、せっかくの文化に触れられる機会が、私たちだけ。 多くの人たちが、ただ発信されたものを受け取るだけ。 これは本望ではありません。 今まで文化と教育をつなぐ仕事をしてきたのだから、この貴重な体験を、ぜひ、次世代の若者たちに担って欲しい。 そんな願いから、昨年末に私どもで開催したセミナー【なぜ今、産学官民コンソーシアムか?】に参加してくださった方にご相談すると、奈良県立奈良朱雀高等学校さんを紹介してくださったのです。 【奈良県立奈良朱雀高等学校】は、工業高校と商業高校が一つになった学校で、西の京にあります。 http://www.nps.ed.jp/ns-hs/ 情報工学科の部活(林孝宣教諭)に、コンテストでも高い評価を得た映像作品を作っている生徒さんたちがいるというのです。 「ぜひ彼らに、まずはどこまでできるか、やらせてみてください」 ということで、企画書が上がって来ました。 彼らがいったいどこに向かって進もうとしているのか、何のためにそれをやろうとしているのか、誰がそれをやろうとしているのか、よく見えていないなと直感。 昨日、外部講師を呼んで第一回目の講習会があるというので、急遽、東京から戻って参加させていただくことにしました。 熱心に講習を受け、自分たちの企画について説明する生徒さんたち。 プロで活躍される講師の先生も、これでは到底10分の作品は作れないと、熱が入ります。 が、どう進めてゆけば良いのか、生徒さんたちからは、なかなか答えが出て来ない様子。 -------------------- 最近、いろんな業態の方たちとコラボレーションやコンソーシアムでお仕事をさせていただくようになって、毎回、最初の一歩、同じところで躓き、失敗をします。 それは 「ポジショニング」 一つの大きな目的(プロジェクトの進む道)があるとして、自分は一体、何の目的で、どういう関わりをしているのか。 それが最初に理解できていないと、仕事が前に進まないか、とんでもない方向に行ってしまうのです。 NPO法人 Layer Boxの場合、どんな内容の仕事をしようと、必ずミッション「文化的にゆたかな暮らしをめざす」にたどり着くようになっています。 しかし、産学官民、事業に携わるすべての組織が、同じミッションではありません。それぞれの活動内容がリンクする部分だけでつながっています。 新規プロジェクトの到達点を決めたとしても、思惑は別々。 自分たちの目的、利益に有利な地図を描いてしまうのです。 地図の真ん中がどこの大陸であれ・・みんなが世界を大局に捉えて動かないと、バラバラに。 まずは、「立ち居地」をはっきりさせること。 今回も、立ち居地が曖昧であることによる「とまどい」があるように見受けられたものですから、もう一度、プロジェクト全体の地図と、生徒さんたちにいちばん近い、お兄さん、お姉さんたちが辿って来た、二年間の話をしました。 尚美学園大学の「奈良PV映像」が、どのようにして始まり、どのようにして学生さんたちが行動し、そしてカンヌにエントリーするに至ったのか。 途中から、聞いている生徒たちの表情が明るくなってきたように思いました。 自分たちがまず、何をするべきか見えて来たのでしょうか? 話が終わったとき。 「一から、作り直します」 とリーダー。 「やらされてる」感の強かった課題が、「おもろそーやん」「やったろーじゃん」に変わったのではないでしょうか。 さて、これからです。 誰が何をするのか、役割分担を決めて、いつ、何をするのか─タイムスケジュールを決めて、成果目標を決めて、それからやっとシナリオ、ロケハン・・・と続きます。 撮影までまだまだ遠い道のり。 それを、今月末までにやろうとしているので、もう一度、その期限を見直すようにも伝えました。 「僕はもう、卒業してしまう・・・」 それなら、その計画を、意思を、次の世代につないでください。 「(大学に行っても)ちょくちょく覗きに来るよ」 いいね!1000回、押しちゃいます♪ ぜひ、このプロジェクトを継続させていって欲しいのです。 そして近い将来、ここで作られたコンテンツを、商業科の生徒さんたちが利活用してビジネスモデルを考える、あるいは県下の文科系の生徒さんたちとコラボレーションして、さらに展開してゆく。 可能性は無限大にあります。 日本の力はものづくりにあり、日本の文化力を世界に発信!一人ひとりが経済の底上げをしていこうじゃん! 夢は大きく! -------------------- ついつい、生徒さんたちに熱く語ってしまいましたが。 講習会が終わってからも、彼らは積極的に話しかけて来ました。 名刺交換(名刺を持っていたのはリーダーだけで、あとの生徒さんたちは渡すだけ)の時にも感じたのですが、名刺の受け取り方、名乗り方もしっかりとしていて、私は一対一の大人として接することができて、とても楽しく、頼もしく思いました。 そのうちの一人は、フェイスブックで友達になっていることを知らせに来ました。 なんと、まだ高校一年生だったのですね。先輩たちからすでに、次を担う人材として期待されているようです。 全員、メーリングリストとスカイプで繋がっています。 私も、混ぜてもらえるようにお願いしました。 さあ、これから、一緒に、楽しいことやっていこう! |
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貴女が講師をしたのですか、若しそうだったら、私も聞いてみたいですね、 |
makotan 2012/02/12 00:12 |
いえ、映像制作については、プロの方が講師をしていらっしゃったのですが、「何のために」という目標設定と、企画の立ち居地が定まっていたなかったので、少し、飛び入りをさせていただきました。 |
月森砂名 2012/02/12 12:36 |
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