3D上映会─3Dを愉しむこと、その可能性

アサヒビール株式会社様からの寄付金を活用した「奈良が誇る文化財の保全事業」【能楽のふるさとを伝え残そう】

関東学院大学が撮影、奈良教育大学がサポートするという協働プロジェクトにより、奈良の文化資産を撮影・制作した3D映像。
最後の締めくくりとして、2月26日(日)、奈良県文化会館会議室にて、メイキングビデオ約10分と本編約20分、計30分の上映を3回に分けて行いました。

(フェイスブックには一部タイムリーに掲載しましたが、その他SNS、ブログを読んでくださっている方々には遅くなりましたが、詳細なレポートをお届けします)

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これまでも関東学院大学さんに撮影していただいた奈良の3D記録映像を、2010年10月29日に私どもで主催した舞台【祝祭祀あをによし】のレセプションパーティーや、昨年5月21日に行われた東京奈良県人会総会でも、上映しました。
また、3DBiz協会さんのセミナーや横浜パシフィコのビジュアルメディアEXPOなどでも上映。

これまではNECディスプレイソリューションズ株式会社様を初めとする、皆様の、ご協力、ご協賛のおかげで、無事、上映会を行ってきたのですが。
今回は初めてNPO法人 Layer Boxで上映会の手配を行うことになりました。

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うちの役員で詳しい者が、東京や大阪の業者さんを手配してくれ、今回は「株式会社ビデオエイペックス」さんより3Dフルハイビジョンプラズマテレビ(モニター)等をレンタルすることになりました。

ところが先行案内とフェイスブックの告知のみで、あっと言う間に予約が50名様を超えました。

3Dは2Dと違って、3Dグラス(めがね)が必要なのと、レンタルしたモニターは映像を信号で送り、それを3Dグラス側で受信するタイプでしたので、映画館で売っている100円タイプのものとは違い、レンタル料金が1個1,400円する眼鏡をレンタルしなくてはなりません。

めがねの調達も大変ですが、費用的にもシビアでした。
また50インチモニターはスクリーンに比べ映像がクリアですが、前の人と重なると、信号を受信しにくくなります。

あわてて告知を終了し、限られた予算の中で、何とか先着33人枠まで広げました。

※機材の豊富なラインナップ、オンライン注文の利便性(保険を掛けることも選択できます)、そしてスタッフの迅速かつ丁寧な対応と三拍子揃った「株式会社ビデオエイペックス」さん。
品揃え、安さはもちろんのこと、スタッフの親切な対応はとても助かりました。
機材レンタル他、ダビング、ビデオ編集、ビデオ制作を考えておられる方に、おすすめします。

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機材は揃えたものの、当日、私自身がイベントを行い、時間内に無事終了させることができるだろうか。

ケーブル接続ぐらいはできますが、タイトなスケジュールの中、万が一不具合が起こったら、対処できません。

前日に機材が到着するやいなや文化会館に行き、ひととおり接続し、DVDが無事再生できることを確認しました。

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当日は、手伝いにきてくださったサポーターさんたちが、大手電気メーカーの方たちだったこともあり、おかげさまで無事、設置、接続、再生、撤収まで、時間通りに終えることができました。

また荷物の返却にも、日曜日は特別対応、しかも午後から私は橿原の会合に顔を出さねばならず、月曜日は文化会館が休館など、うまく段取りができず。
業者さんに無理を言って、とにもかくにも、事故も事件も起こらず、無事、終了することができたのでした。

ご無理を申し上げた皆様には、心からお詫びをし、また、ご協力いただきましたこと、この場を借りて、心より感謝いたします。

(また電話にていろいろとご相談申し上げた方たちにも、お騒がせしましたこと、心よりお詫びを申し上げます)

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さて今回は、SONYさんより、ヘッドマウントディスプレイ(http://www.sony.jp/hmd/)とプレイステーションIIIをお貸しいただき、700インチディスプレイ相当の没入感タイプ─新しい3D映像世界を体感していただいたことも目玉でした。
ありがとうございました。

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ヘッドマウントディスプレイの楽しさ、美しさは、私自身も体感してみましたが、とても優れものです。
金額的にもお手ごろです。

ただし、あまりに注文が殺到しているため、お手元に届くまで時間が掛かるようです。

あわせて、コンテンツの方もどんどん出てきて欲しいと思います。

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さて、3D上映会では、10代から70代まで、幅広い方たちに視聴いただき、気分が悪くなったり、抵抗のある方がいらっしゃるのではないかと危惧しておりましたが。

画像


少々観づらかったというアンケートでのご回答がいくつかありましたが。

皆様、3Dをすんなり自然に受け入れ、その魅力を楽しんでくださったようです。

3Dは、2Dの映像を単に立体化しただけの「オマケ」的な発想を持つ人も多いようですが、3Dはそれ独自の表現と創造が追求されるべき手法であり、利便性や費用対効果の視点からだけで判断されるべきものではありません。
「別に要らん」と言った代物ではないと考えています。

今回は文化資産の3D化でしたが、文献、学術的において立体的に撮影することは、より正確に記録することにつながります。

言葉では言い表せない、実際に視聴してみないと分かりづらい部分は確かにあります。

触れてみないとその価値を実感しづらい、またある程度の知識や素養がないと理解が難しいという点においては、3Dコンテンツと芸術や文化資産そのものとは、相通ずるものがあるのではないでしょうか。

宿命と呼んでも良いかも知れません。

また機会があればぜひ、上映会を行いたいと思っています。

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※上映会の様子は、2月27日(月)付、朝日新聞朝刊(「けいはんな」版)に掲載
されました。
また、インターネットにも、掲載されています。

http://www.asahi.com/showbiz/stage/koten/OSK201202260096.html

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この記事へのコメント

ビデオエイペックス
2017年07月04日 11:29
お世話になっておりますビデオエイペックスかたやまと申します。突然のコメント申し訳ございません。

この度ご連絡しましたのは以前にこちらのブログに掲載いただきました当社の4つのバナーを削除いただけないかとお願いです。
記事名
「3D上映会─3Dを愉しむこと、その可能性」について」

こちらから掲載のお願いして大変失礼かと思いますが何卒宜しくお願い致します。

ご不明な点ありましたらご連絡くださいませ
03-3668-6070
月森
2017年07月10日 06:37
かたやま様

お世話になっております。
その節は、たいへんお世話になり、誠にありがとうございました。
こちら、対応させていただきました。
お確かめくださいませ。
また何か他にご不明、ご不都合な点がございましたら、ご連絡くださいませ。

月森

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