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zoom RSS 「古事記」に触れてみる

<<   作成日時 : 2011/08/18 12:02   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

来年2012年から2020年まで、奈良では「古事記と日本書紀が編纂され、万葉集が誕生してから1300年が経った」として、「記紀万葉プロジェクト」が開催されます。

昨年、平城遷都1300年祭が一年間かけて開催され、シルクロード博以来の賑わいでした。
常日頃の地域活性化の動きとも合わさって、各地での活動も盛り上がりを見せています。

「記紀万葉プロジェクト」は、これまでの箱物・イベント的博覧会とは多少趣が違っていて、あちらこちらで学術的に、文化的に、古代の歴史・文化を掘り下げて知ろうという地味ながらも重要な動きになっています。

「日本のおこり、神々の物語」である古事記。
本来ならもっと日本の人たちに読まれて良いはずですが、かつて戦争中に残念な扱われ方をしたために、次世代に教え、伝えることが、タブー視されてきたという経緯があります。

しかし、物語の中のいくつかの逸話は、滑稽なエピソード、ロマンチックなドラマとして、多くの人たちに知られています。

さて、もちろん原書を読めばよいのですが、まずは手っ取り早く知りたいと思う向きには、こんなサイトがおすすめです。

http://homepage1.nifty.com/tosyo/kojiki10.html

上・中・下巻に分かれて、現代的な文章がユニークで、実に面白い!!
ギリシャ神話の神々も、やれ神様が浮気しただの、女神が嫉妬して怒っただの、神様なのにくだらん!と子供心に思ったものですが、古事記も負けてはいません。

しかしながら荒唐無稽だからこそ、そこから何を読み取るか、自由なのでしょう。
ぜひとも、人生を読み解く書としてお読みになって、ゆめゆめ、平和を乱し、人を貶めるために利用されないことを望みます。

さて同時に、梅原猛著「葬られた王朝〜古代出雲の謎を解く」を今、読んでいます。

かつて古事記は絵空事、出雲に王朝は存在しなかったという仮説を立てた多くの学者たち。
梅原猛氏も例に洩れずだったのですが、遺跡から夥しい数の銅鐸・銅鉾などが出土されたため、御歳84歳になられて、出雲を再び訪ね歩かれることとなりました。
本書はその記録を綴った手記です。

潔くすぐさま自分の間違いを認め、縁の地に再び訪ねる誠実さ、そしていくつになられてもフィールドワークを貫かれる姿勢は、尊敬に値します。

連絡もなしに急に訪ねられた神主さんも「いったい何事?」と驚かれたのも無理はありません。

著書では、古事記の記述と、歴史の痕跡とを照らし合わせています。

「史実」と言いますが、
そこには人々の暮らしや悲喜こもごものドラマが地層のように積み重なって、
変わらず日々の営みを繰り返している、
人々の「今」の生き様の指標のようなものが隠されているのではないでしょうか?

そう思いながら、ウェブ古事記と「葬られた王朝」とを同時進行で読んでいます。


葬られた王朝―古代出雲の謎を解く
新潮社
梅原 猛

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れさんです、日々学習されているんですね、驚きました、私はめったに本は読まないので、知らない事ばかりです、好奇心だけは旺盛なんですがね、砂名のブログで学習します、私の知らない事色々教えてくださいね、時間があれば個人授業もお願いしたいですね、
これからも楽しみにしています、誠
makotan
2011/08/21 23:24
こんにちは!ちょっとお返事が遅くなっちゃいました。いろいろと一つずつお仕事が終了していって、ホッとしつつ、また秋の事業が始まります。ちょっと疲れが出るころかな?
『元気」が欲しい!!
ということで、コメントで元気頂いております。
私も、田原本町を訪ねるたびにいっぱい発見があります。とても面白いです。
さらに本を(読むのが遅いので、少しずつですが)読んで、びっくりびっくり!
またお菓子を買いに行ったときにでも。
クッキーも美味しいです!(白いクッキー!)
月森砂名
2011/08/24 10:44
古事記をことばの考古学として読むと、5世紀の技術革新を説話化したものであったことがわかります。ちょっと論文調で難しいかもしれませんが、いかがでしょうか?
ウェブサイト名:「なぞなぞ古事記」
例:コノハナノサクヤビメのヤは反語の助詞だから、木の花が咲いているだって?! ウッソー姫というのが本当のはずである。
例:ヤマタノヲロチの舌は、二つに分かれた釘抜のようで、寺社にある格子状の塀の釘貫に首を突っ込んだことである。
例:天の岩戸に隠れて、神々が安の河原に集ってどうしようか議論したのは、岩戸が瓦葺きを表したから、瓦vs河原=仏教vs神道の対立だった。
加藤良平
2011/09/09 12:39
加藤さん、すばらしいウェブサイトをご紹介くださいまして、ありがとうございました。
今ここにきて、初めて、あるいは改めて古事記に触れる人も多いことかと思います。
古事記は単なる「神話」ではないと思います。
読み解けば読み解くほど、深くなる。
そんな薀蓄、情報、知識、大歓迎です!
月森砂名
2011/09/10 15:12

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